masayuki nambu – easygoing illustration

nmbart (なんばーと)
なんぶ まさゆき(1993/3/30)

決して綺麗に整ってはいないが、一目見たら「nmbart」の作品だとわかる独特な雑味と人間味を感じさせる画風や、思わず「なんじゃこりゃ?」と言ってしまうようなヘンテコな世界観のキャラクターとワードチョイスに定評があり、絵画の販売、オリジナルグッズ制作、ライブペイント、企業パンフレットへの画像提供など、活躍の幅を広げている。

■よくかくもの

クマ、キリン、てるてるぼうず、へび、とり、にんげん、かわいい、やさい、きょむかん、うで、きょうりゅう、らいおん、たこ、コンセント、タワー、木、とけい、ロボット、だんぼーる、うさぎ、りんご、蝶、ふうせん、さぼてん、たまご、ぞう、ぱずる、かに、おさかな、かたつむり、ストレス、おにぎり、モアイ、かんばん、さめ、へんな生物 etc

■これまでのあれこれ

学生時代

小学校高学年の頃から歩くのが少しずつ困難になり、中学1年で車椅子を使い始める。
高校は特別支援学校に進学。大学で単身上京し活動する中で、物理的にできなことが多いことを思い知り、無力感を覚えるようになる。

社会人時代

障害者雇用でとある企業の経理部に配属される。
薬の効き具合により、身体の動かしやすさが1日の中でも大きく変動するため、出勤するだけで体力を使い果たしてしまったり、薬の副作用で頭の中が散らかって集中できなかったりすることで、出社必須の事務作業で価値を生みすことが困難であることに気づき、3年目に退職を決意。

無職〜再就職〜再離職時代

失業手当支給終了間近にリモートワークが可能なヘルパー派遣事業所に再就職するが、ここでも事務関連の業務を依頼され、早々に退職することとなる。

この頃からパートナーとブログを開設し、そのブログの「挿絵」を描き始める。病気の影響で手も震えるため、思ったように絵が描けず納得がいっていなかったが、自分では上手く描けなかったと思っている絵をパートナーがとても気に入るということが度々あり、自分がダメだと思っている部分を、いいと思ってくれる人がいることに気づき始める。

そして

ブログの挿絵のみにとどまらず、SNSや配信アプリなどで、話を聞きながらその場で絵を描く活動を始める。描いた絵をプレゼントすると喜んでくれる人や、お金を払ってまで購入してくれる人が現れ、絵で誰かを喜ばせることや、自分の中にあるイメージを絵でアウトプットすることに積極的になる。
2度の離職を経て、働くイメージがなかなかできずにいたが、身体の動かしづらさや、散らかった頭の中を、ハンデとしてではなく、自分の「味」として活かせる可能性に気づき、2022年7月に個人事業主として開業。本格的に絵を描き始める。